東へ帰る
午前5時。
窓からの月の光がきれいだった。
何故か、外に飛び出し、泊大橋へ・・。
海面に浮かぶ月を見たい。
ただそれだけだった。
なのに、橋の上に着くと月はなかった。
朝焼けが始まる前の西側の海は、赤や緑のライトの光があちこちで点滅している。
「旧盆も終わって、降りて来た人達は穏やかに帰れたのかなぁ・・私のご先祖様、いつも見守ってくれていてありがとうございます。」 自然にそんな気持ちになった。
残念ながら、月は見れなかったけど、不思議なのを発見。
西側から東へ伸びる、ひとすじの白い雲?
みたいなのを。(・_・)
「あ・みんな帰っていくんだ」
迷うことなく、そう信じた私。
間もなくして、東の空が明るくなって来た。
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