2009年08月28日
三宅島で見たのは



やっぱり島の周りの海は青々としていて、ダイビングも盛んです。
メガネ岩から望む三本岩の景観も素晴らしく、雄山の山頂付近から一望できる、伊豆七島も多少、もやっとしてたけど、素晴らしい眺めでした。
しかし、火山のない沖縄人にとって、噴火がもたらした大きな被害の爪痕は胸が痛いのと、自然の力の凄さにはただただ圧巻です。
溶岩に飲み込まれてしまった阿古村、中学校の残骸がサビた鉄骨むき出しで、海風にさらされていました。
牧場やレジャー施設があった場所は、今やその面影もなく、黒っぽい斜面が続き、緑もありません。
一晩で20メートルの高さに溶岩が固まってできた断崖
新鼻新山(にっぱなしんざん)
阿古村を飲み込んだ場所では溶岩体験道路を歩きました。
「こんな風景が我が町に起こったら…」
想像するだけで涙がこぼれてしまいます。
しかし、三宅島の人々は、ふるさとの自然と向き合い、島復興のために、島での生活を続けています。
残念ながら島を出たっきりの人々もおられますが、明るく、優しく、逞しくみんな頑張っている・そんな事を感じました。
人は弱い
でも強い
人だけではなく、壊れた島自身も少しずつだけど、きっといろんな傷を治そうとしてる
うまく表現出来なくて申し訳ありません。
でも、また行きたいです。
Posted by yamakoeyes at 18:09│Comments(0)
│うむい